The Garbage Collection(V3.0以降)blog ~十分一本勝負~

十分間だけをかけて何事かを書きます。気が向いたときとかに。

嘘つきはどっちだ。

 まあ人様の気持ちなんてものあ本質的には理解出来ない。だからすぐに「あなたのことはよくわかる」なんて宣う人を信用することは出来ない。という前提で云うのだけれども、たといば、リアルで出来ないことでもネットでなら出来る。みたいなことを云ったり、叉、実際その通りにやってのけたりする人があるけれども、そういう人の事が恥ずかしながら私はまったく理解が出来ない。私なぞは平素から、つまりあいわゆるところのリアルの世界では、見ず知らずの人や初対面の人に気安く/心安く話しかける、ということがまったくといっていいほど出来ない。そんなことをするような責め苦を負うくらいならばいっそ死ぬまで口など利かぬ。ぐらいの事を思って、その場の隅に収まりじーっと押し黙っていたりするばか者だ。そういう人間の性質はネット上でも遺憾なく発揮されていて、たといばtwitterなどでもリプライひとつ飛ばすのにも大変な勇気と決断を必要とする。ところが世の中には、リアルでは人と上手く話せないのにネット上では軽やかに会話を楽しんでいる人、というのが少なからず存在するらしい。平生、教室や職場では独りぽっちで居るのにネット上のコミュニティにあってはごく快活に、恰もリーダー然として振る舞う。そんな人が結構居るらしい。でもなあ、リアルとネットってそんなに別モノなんだろうか、といつも思ってしまう。何処にいてもその人の持つ本質は変わらんのじゃないだろうか、と思う。リアルで不器用なことはネットでも不器用なことなんじゃないかと思う。そこを勘案せずに、まるで、ネットでの自分はリアルの自分と切り離された別人格、みたく考えて振る舞うと、やっぱどこかに無理が出て、最期には「ヤフーチャット万歳」的な事になっちゃうんじゃあないか知らん。なんて思う。

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