The Garbage Collection(V3.0以降)blog ~十分一本勝負~

十分間だけをかけて何事かを書きます。気が向いたときとかに。

ブレイクするー

 これはたしか有吉広行氏の言葉だったと記憶するが「ブレイクするとはバカに見つかるということ」なんてな言葉がある。ブレイクの感覚が実感としてはよくわからんのだが、それにしても昨今の各種の報道をみているとまあ事実そんな感じなんだろうなあとは思う。たといばSTAP細胞の人の報道もやはり成し遂げた研究の成果よりも、研究者その人が祖母から譲られた割烹着を着用しているとか研究室の扉にムーミンの絵が描いてあるなどの人品骨柄に関するような話題ばかりが報じられ、剰え、愛好しているブランドだとか中学生の頃の卒業文集までもが報道されるに至っては最早何をか況んや。そういや田中マー君がヤンキースと契約を締結した際にも奥方様の話題ばかり報じているマスコミ様があったりしたから、まあ想像するにそうした情報を欲して止まない市民がどこかにたくさん居るんだろう。ノーベル賞急の研究成果を挙げた研究者から野球選手からサッカー選手から犯罪者から犯罪の被害者から、マスコミに乗った有名人となったが最後、その卒業文集が見たいと望んで止まない市民がどこかに多数存在しているのだろうなあ。なんて思わざるを得ず、してみりゃ「ブレイクするとはバカに見つかること」であるよなあ。と思う。蓋し明察也。この手の人たちの前ではあらゆる人が有名人として十把一絡げにされちゃうよね。

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